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10月某日に1泊2日でお友達のそば味さんと共に小樽へ行ってきました。
お目当ては小樽文学館さんで開催中の『小樽に残した文豪の足跡』という企画展。
同じ道内からの訪問だったので、無事お昼前に小樽へ到着。
義兄さんが駅長だったらしい。
ちょうどお昼時が近かったので、駅から少し歩いたところにある『た志満』さんに向かうことに。
途中古本屋を覗いてみたりしつつ到着!
ここにも石川啄木の文字が。
こちらのお店は石川啄木が昔住んでいたことのある建物だったそうです。
今は2階に当時の柱が2本残されているとか。
ランチメニューもあり、お値段もとてもリーズナブル。
1000円以下でお寿司が食べられます。うどん、天ぷら、茶碗蒸しもついてくる。すごい。
穴子チラシ丼!
穴子なんて普段食べないのでここぞとばかりに頼む。絶対おいしいと信じて疑わなかった。予想通りめちゃうまい。うどんも茶碗蒸しもついていて大満足のランチでした。
文学館入口前には手宮線跡地が。
廃線なので線路の上も歩けます。
文学館と反対側には色内駅跡地も。
←色内駅見切れてる。
小樽文学館は美術館と同じ場所にあります。入口はこちら〜。
入口入ってすぐの受付で、文学館の入館料を払いチケットをもらって2階へ。
うわっ 顔がいい
文学館なのにバーがある!
ライティングの影響で一番奥にいるのに啄木さんの存在感が増している。
手前にある初版本の展示は複製のもので、ここにパネルのない文豪の本もたくさん置いてありました。
展示物は写真撮影、SNSなどに掲載もOKとのことだったのでいくつか載せていきます。
雪国の原稿!
犀星先生の字はやっぱりかわいいなぁと思ったり、志賀先生の暗夜行路原稿は推敲のあとが特に目立ってました。
他には歯車、斜陽、蟹工船、或る女、情慾、痴人の愛、春の日の夕暮…などなどの原稿が見られました。
啄木先生のはがきや務めていた小樽日報社社屋の写真、小樽を回想して歌った歌なども。
風に吹かれる啄木という像。かわいい。
となりの展示スペースでは改造社の現代日本文学巡礼もずっと流れてたけど、調べたら約40分あるらしく、途中までしか観ることができなかったです…。
それでもお母さんと久米夫妻が中庭のようなところで談笑している風景、有名な芥川先生の木登り映像も観れたので満足。武者先生とか徳田先生も出演者の中に名前があったので後半に登場したのかも。
『伊藤整をめぐる文豪』
伊藤整先生、利一さんに負けない髪型の持ち主!
そして小林多喜二スペースには小林家の家系図、6歳の頃の姉妹との写真、拓殖銀行の職員表、田口瀧子さんに充てた手紙、デスマスクと当時の新聞切り抜き…など他にも多数展示されており、大ボリュームの展示内容でした。
こちらは常設展にもなっているようなので、小樽を訪れた際はぜひ!
文学館のあとは小樽市内を散策。
旧北海道拓殖銀行小樽支店。
ちょうどハロウィン時期だったのでこんなかわいいオブジェがあったり。
後ろからカボチャの中にも入れるよ。
スヌーピー茶屋でカフェ利一さん召喚。困惑気な顔に見える。
ホテルでは無料の夜鳴きそばを食べて、遅くまで絵を描きながらずっと話してて楽しかった~!
朝はホテルと建物が同じのマリーローランサンというお店で朝ケーキ。8時から営業。
アプリコットのケーキおいしい!
人気のブルーベリーのタルトは11時からだそうでちょっと残念。またの機会に。
2日目は朝から雨がぱらついていたけれど、アイスクリームパーラー美園さんでパフェも食べました。限定の洋梨とモカのパフェ!おいしかったです。写真は思い切り人物写ってしまったので割愛…。
また小樽行きたいな!文アルコラボも今後北海道ゆかりの文豪が増えたらまた出来るしね!期待しています。
↓今回の推し土産
雫型がかわいいカラフルな琥珀糖と、推しカラーでテンションあがって即買いしたブレスレット(写真だとわかりにくいけど、ひと目見て利一さんと川端さんカラーだ!となったんです)
最後に
カフェ啄木さんと一緒にパシャリ。
(この横の壁掛け時計、ちゃんと動いていて、時報のボーーンという音が静かな館内に響き渡ったときは時代をタイムスリップしたみたいで至福の一瞬でした。)